オフィスの歴史を振り返る

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前回の記事でも少し触れましたが、オフィスの歴史を振り返ってみましょう。これは、デザインについて考える上での、一つのプロセスでもあります。

「オフィス」という言葉は、商業の発展とともに生まれました。ルネサンス期の14世紀、イタリア・フィレンツェのメディチ家が、管理事務所として建設したビルに始まります。なお、メディチ家は貿易や銀行などを営み、レオ10世(ローマ教皇)、カトリーヌ・ド・メディシス(フランス王・アンリ2世の王妃)らを輩出、さらに、トスカーナ大公国の君主となった名家です。

ただ、現在のようなオフィスになったのは、18世紀後半に「産業革命」が起きて以降です。紡績における大量生産が始まり、20世紀に入ると作業の標準化と管理の体系化が進みました(テイラーシステム)。

オフィスは、この大量生産プロセスを企画し、管理する業務の必要性が増大したことから生まれました。こうした業務に携わる場所が、製造を担う工場に隣接して設置されるようになったのです。

20世紀に入ると、生産活動の大規模化と独占資本(財閥など)の発展と結び付いて、金融業が発展しました。工場を伴わない金融業には専用の施設が必要で、これもオフィスを増大させることになりました。

日本に本格的なオフィスが生まれたのは、明治時代以降です。当時の机・イスは木製で、現在とは異なりますが、主流のオフィス・レイアウトは変化していません。米国などでは、すでに、パーティションで各人のスペースを区切るスタイルが主流になっています。

それでも、日本でもICT(情報通信技術)の導入と相まって、上席者の机と奥に置かず、全部署を同室内にフラットに配置するデザインが増えてきました。

さらに、東京五輪を機に大企業が導入を進めている「在宅ワーク」や、場所にとらわれない働き方(ノマドワーク)も増えています。これらも、デジタル機器の普及とオフィス業務のクラウド化などによる効率化が前提になっています。

日本の産業は、戦後は自動車・電機を中心とする製造業が主流を占めていました。ですが、製造業のアジアへの移転もあり、国内ではサービス業が拡大しています。オフィスの姿は、日々、変わりつつありますし、今後も、変わっていくものと思われます。

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