【コロナで注目!透明パーテーション/シートの設置】

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新型コロナウイルスの感染拡大を機に、透明パーテーションやシートに注目が集まっています。コンビニエンスストアや飲食店ではシートの採用が多いようですが、オフィスではパーテーションの導入も進んでいます。

これらを設置するのは、感染の原因となる飛沫(ひまつ)が飛び散ることを防ぐものです。今回の感染拡大を機会として、以降の第2波や季節性インフルエンザなどの流行に備える意味でも、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

透明パーテーションの設置
透明パーテーションは、通常、アクリル製です。市販のものは、大きく、スチール製スタンド型、アクリル製スタンド型、H型、コの字型に分けられます。さらに、パーテーションの下部に書類を受け渡すための窓があいているもの、ないものがあります。

・スチール製スタンド型
スタンドがスチール製で安定性にすぐれていますが、価格は1万円以上とやや割高になります。

・アクリル製スタンド型
スタンドがアクリル製なため、持ち運びが簡単です。スタンド底に滑り止めゴムが付いており、設置も簡単です。価格も数千円と割安です。

・H型
左右のアクリル板の存在で、安定性にすぐれています。左右の部分は折りたたみできるので、持ち運びも容易です。

・コの字型
これも安定性にすぐれており、折りたたみ式なので設置が簡単です。

対面式の机の間を仕切る場合、銀行などの窓口、レジカウンターなど、状況に応じて設置するタイプを検討するのがよいでしょう。

たとえば、天井が高い銀行などの窓口ではシートでは見苦しいので、窓付きのスチール製スタンド型が望ましいでしょう。飲食店のカウンターで左右に座るお客の間を仕切るなら、アクリル製スタンド型が便利だと思われます。

透明シートの設置
透明シートは天井から吊り下げることで、幅や高さなどをフレキシブルに変えられるのが利点です。天井に固定するには、レール、ビス、フック、クリップなどが使われます。

透明シートには、不燃性、帯電防止、抗菌・抗ウイル性、高透明度など、さまざまな機能を付加した製品があります。厚さは0.1mmから1mm程度まで、重量は1平方m当たり150gから1000g程度まで、性能もさまざまです。

薄いシートは設置しやすい半面、破けやすい弱点があります。厚いシートは、飛沫防止などをしっかり行える半面、吊り下げ工事を念入りに行う必要があり、端が丸まりやすくなってしまうことにも気をつけたいところです。

機能面でとくに防炎性については、気をつけたいポイントです。現在は新型コロナウイルス対策のための「非常時」ではありますが、本来、防炎性のないシートを利用することは、消防法に触れる可能性があるからです。

設置後は、シートをこまめに清掃することが重要です。清掃の際は、エタノールなどのアルコール類で消毒します。タオルに適当な量をつけ、透明シートの表面を力を入れずに拭きとります。

なお、透明シートを間仕切りパイプに取り付けることで、移動が簡単なパーテーションとして使う方法もあります。ケースに応じて、試してみてはどうでしょうか。

透明シートの注意点
透明シートを設置する上での注意点、とくに火災予防上の問題について、述べておきたいと思います。

透明シートを設置する方法として、左右にポールを立ててシートを巻き付ける方法があります。使用例は少ないようですが、設置するスペースが非常に小さい範囲ですみますので、火災予防上の問題はありません。

一方、透明シートを天井から直接吊り下げる場合は、注意が必要です。

多くのオフィスでは、天井に火災報知器の感知器やスプリンクラーの散水部が設置されていることでしょう。透明シートが天井から吊り下がることで、感知器や散水部のある空間が分けられてしまうことになると、火災の際に関知するのが遅れたり、スプリンクラーからの水が火災部分に届かなかったりなどで、火災防止の機能が働かないことになります。

このような事態を避けるには、天井と透明シートの間に空間を設けたり、シートを空間を空けながら設置することが必要です。

実際にコンビニのカウンター上を見ると分かりますが、天井からロープでシートを吊り下げることで空間を空けていたり、レジの部分だけにシートを下げることで、空間が分けられることを防いでいることが分かるでしょう。

NHKの報道から
透明シート(飛まつ防止シート)について、NHKの番組で特集されていました。民放でも、同様の内容が報じられていました。

このシリーズで述べてきたことと異なる内容はありませんでしたが、見逃した方もいるでしょうから、番組の内容を簡単に紹介して、まとめに代えたいと思います。

報道のきっかけは、大阪市のショッピングセンターで4月末、お客が商品のライターを試しに点火したところ、レジの透明シートに燃え移る事故が起こったということです。

番組で報じられた実験では、ロウソクの炎が燃え移ると、レジ両脇のポールに張られたシートはあっという間に炎につつまれ、1分ほどで燃え落ちてしまいました。しかも、シートの材質によっては、有毒ガスが発生するとも報じられています。

このような火災を起こすリスク源は、ライターや炊事場周辺の火気などだけではありません。消毒用に設置されているアルコール成分は火気厳禁であり、これらが合わさることで火災の危険性は上昇します。

このため、透明シートを導入する際は、燃えにくい材質を使っていたり、加工された製品を使うことが強く推奨されます。先に述べた実験でも、防炎加工済みのシートは、加工なしのシートが焼け落ちた後も、一部が溶けるだけという軽微な被害にとどまっていました。

何しろ、販売されている透明シートには明確な法的規定がありません。それだけに、燃えやすかったり、燃えるとガスを発生させる製品があるわけです。

番組の取材を受けたある消防本部警防部の次長さんは「透明シートは燃えやすい素材でできているものが多い」と注意を喚起し、「迷うことがあれば近くの消防署に相談に来てほしい」と話していました。

シートによっては、日本防炎協会が認定した「防炎マーク」が付いているものもあります。感染症を防ぐはずが、火災という別のリスクを増大させては意味がありません。慎重な製品選びは、【栃木オフィス作り.com】にお任せ下さい。

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