【オフィスのエアコン掃除】

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掃除のメリット
部屋の冷暖房にエアコンを使用しているなら、春・秋は掃除の機会です。

エアコンは、暖かい空気を吸い込んで冷やし、あるいは冷えた空気を吸い込んで暖め、放出するものです。もっとも肝心な部品はフィルタですが、パネルの汚れにも注意を払っておくことが必要です。

エアコンの掃除を行うことで、以下のメリットがあります。

• カビなどの異臭を防ぐ
  内部にホコリがたまったりカビが繁殖すると、異臭が発生します。
• 病気を防ぐ
  カビの繁殖はアレルギーや呼吸器系の病気につながることがあります。
• 電気代の節約
  これが最大のメリットです。掃除によって、エアコンを効果的に効かせることができます。

１日中エアコンを使用しているなら、最低でも１カ月に１回、できれば半月ごとに掃除をしましょう。

フィルタ掃除が肝心
フィルタを取り外し、掃除機で表面についたホコリを吸い取り、次いで、裏面から水で汚れをかき落とします。これは、エアコン内の空気が裏面から流れているため、汚れも同じ方向に動くからです。自然の動きに逆らわないことが大切なのです。

リビングのエアコンのフィルタは、上記の方法だけで十分ですが、キッチンのエアコンは内部に油を吸い込んでいることが多いため、別の工夫が必要です。洗うの際に、重曹を溶かした水を使うのがお手軽です。

洗い流したらタオルで軽くたたくように拭いて水気を切り、日陰において乾かします。フィルタに水分が残ったままだっと、新たな汚れの元になってしまうので、きちんと乾燥させましょう。

フィルタの掃除は、月に１〜２回程度は行うようにしましょう。

外側の掃除も行う
エアコンの掃除はフィルタ周りがキホンとはいえ、それで終わりではありません。

機械の奥まで自分で掃除をするには分解が必要となるため、プロに任せるのが適切です。ですから、フィルタを取り外した後の「見える範囲内」をきれいにするように心がけましょう。この際、ホコリやカビを重点的に注意することが必要です。

また、外側の掃除も行います。エアコンの上部にはホコリがたまりやすいですし、室外機の周辺に障害物が置かれていないか、ドレンホースが劣化していないかなどもチェックしておきましょう。エアコンからの水漏れは、ドレンホースの詰まりが原因であることがあります。

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