オフィス家具の固定が重要な理由
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2011年の東日本大震災以降、オフィスにおける家具の固定が強く注目されるようになりました。特に、震源から離れた地域でも高層階を中心に数分間続く強い揺れを引き起こす「長周期地震動」が問題視されています。
この揺れにより、家具の転倒や物品の落下が多数発生し、従業員の負傷や業務継続に支障が生じました。
オフィス家具を壁や床に確実に固定することは、
・転倒・落下の防止
・従業員の安全確保
・重要物品の破損防止
に大きな効果があります。
家具固定の前に確認すべきポイント
1:データの整理とデジタル化
書類を日常的にデジタル化し、クラウドに保存しておくことで、
・災害時の書類紛失の防止
・書庫の削減によるオフィスの省スペース化
につながります。家具の固定作業もしやすくなります。
2:家具の設置場所の見直し
オフィス内の動線や避難経路、デスク周囲に家具を置くのは避けましょう。地震時に倒れると避難を妨げるうえ、日常の安全性も損ないます。
3:小型機器の固定
書庫・キャビネットなど大型家具だけでなく、
・パソコン
・モニター
・電話機
といった小型機器も、ワイヤーやクランプなどの耐震グッズでデスクに固定することが重要です。
4:防災意識の習慣化
従業員の防災意識を日頃から高めることも欠かせません。具体的には、
・離席時にイスをデスク下へ収納する
・デスク下に物を置かない
・棚の上に物を置かない
・脱出用器具の整理・点検
といった行動を習慣にすることが大切です。
家具固定はプロによる診断・施工が望ましい
書庫や棚を固定する際は、壁・床どちらに固定するべきかを判断する必要があります。壁の材質・耐久性やオフィスの動線を考慮する必要があり、専門知識が求められるため、プロへの依頼が望まれます。
固定方法の違いと特徴
1:床固定の場合
床固定の多くはコンクリートへの固定です。OAフロア(フリーアクセスフロア)では、場合により充填剤を注入して強度を確保する必要があり、コストが増えることがあります。最も信頼性が高く、基本となる固定方法です。
2:壁固定の場合
コンクリート壁であれば一定の強度がありますが、石膏ボードなどそれ以外の壁は固定力が十分とはいえません。そのため、壁固定は床固定の補助として考えるのが基本です。
壁へのネジ止めが難しいケースでは、
・突っ張り棒(ポール式器具)
・ストッパー式器具
・耐震用粘着マット
などと併用する方法が有効です。
そのほかの耐震対策
イス・デスクについては、滑り止めシートや転倒防止金具を用いて移動防止を図ります。これにより、地震時の家具の“横滑り”による事故を防げます。
まとめ
オフィス家具の固定は、従業員の安全性確保と災害時のリスク軽減に直結します。長周期地震動による被害が報告されている今こそ、
・家具の配置見直し
・小型機器の固定
・プロによる適切な施工
・日常の防災意識向上
を総合的に実施することが重要です。
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