スケルトン天井をオフィスで採用する際のポイント
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オフィスや店舗のデザインで、スケルトン天井(露出し天井・スケルトン仕上げ)が人気です。スケルトン天井は、天井板を張らずに構造体(スラブ)や配管・ダクトを露出した状態のままにする仕上げ方法です。
スケルトン天井のメリット
①開放感があり、空間が広く見える
天井板を取り払っているため、天井高が1m弱ほど高くなります。視界が広がるため、同じ面積でも圧迫感が軽減され、オフィスが開放的になります。
②高いデザイン性
工業的なデザインや、カフェのようなリラックスできる雰囲気をつくれます。企業のブランディングや、採用活動にも効果的です。
③照明やインテリアの自由度が上がる
ダクトレール(ライティングレール)などを自在に配置しやすくなります。レイアウト変更にも柔軟に対応できるため、クリエイティブなオフィス環境づくりに適しています。
スケルトン天井の注意点
①空調効率(電気代)が低下する
空間の容積が増えるため、エアコンが効きにくくなり冷暖房効率が落ちます。空調設備の容量を増やしたり、サーキュレーターを設置して空気を循環させる対策が必要です。
②音が響きやすくなる
一般的なオフィス天井に使われている岩綿吸音板などがなくなるため、音が反響しやすくなります。会議室に防音・吸音パネルを貼る、Web会議用のブースを設置するなどの対策が望ましいでしょう。
③工事費用・修繕費がかかる場合がある
塗装費や配管の整理代で、コストがかかるケースもあります。天井裏のコンクリートの汚れなどは解体してみないと分からないことが多く、塗装の剥がれや乱雑な配管が印象づいてしまうことがあります。この仕上げを行うと、コストアップ要因になります。賃貸オフィスの場合、原状回復コストが高額になります。
④消防法や建築基準法の確認が必要
・消防法に基づき、•スプリンクラーや感知器の移設や増設工事が必要になります。
・露出する躯体や配管の塗装材料に制限がかかる場合があります。
まとめ
スケルトン天井を検討する際は、施工前にビルオーナー・管理会社へ原状回復条件を確認することと、空調・音響対策の予算をあらかじめ見込んでおくことが成功のポイントです。
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