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オフィスのペーパーレス化が進んでいますが、紙類をゼロにすることもできないでしょう。ですから、書類棚はオフィスに必須の存在であり続けます。

では、どのようなタイプの棚を選ぶべきでしょうか。書類棚には、どのような種類があるでしょうか。

・トレイタイプ
薄い引き出しに書類を重ねて収納するタイプです。実務上必要な書類を分けて保管したり、デスクの上で「未決」「決済済」などの業務プロセスに合わせて区分するという使い方が一般的です。

・ラテラルタイプ
水平の引き出し型で、書類を重ねて収納するタイプです。

・扉タイプ
書類をファイルにとじ込むなどして、立てて収納するタイプです。両開きと引き戸があります。

・扉なしタイプ
オープンに書類を重ね置きするタイプです。縦置き・横置きの両方があります。

近年は、扉のないオープンタイプが主流になっています。書類は当然、ファイリングされるなどして収納されますが、この整頓された「並び」を一種のインテリアデザインとして構成できることが特徴です。オフィスをおしゃれに演出できる効果があるわけです。

書類棚の配置は、オフィス内を通路と執務スペース、あるいはリラックススペースに分けるときの「パーテーション代わり」とすることも有効です。「書類棚の配置は壁側」という固定観念にとらわれる必要はありません。

また、収納する書類によっては、キャスター付きの可動式にするという使い方も考慮に値します。

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