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栃木県宇都宮市と栃木県北地域の事業者様に『オフィス内装工事』のサポートをさせていただいている【栃木オフィス内装工事.com】です。
今回は、業務効率の上がるデスクレイアウトについてご紹介いたします。
はじめに
多くの方がオフィスで最も長い時間を過ごす場所、それは執務スペースではないでしょうか。
この執務スペースの環境は、企業の生産性向上を大きく左右する、非常に重要な要素であると言えるでしょう。
特に、執務スペースの生産性に影響を与えるものとして、デスクレイアウトが挙げられます。
デスクレイアウトには多種多様な形式が存在し、それぞれに特有の利点と欠点があります。
この記事では、基本となる6種類のデスクレイアウトについて、その特徴を詳しく解説していきます。
あなたの会社に最適なデスクレイアウトを見つけ出し、ぜひ導入を検討してみてください。
増員や組織変更に伴うオフィスレイアウトの見直し、あるいは新オフィスへのリニューアルをお考えの方にとって、必見の内容となっています。
① 島型対向式レイアウト

日本において最も広く採用されているデスクレイアウトが、この島型対向式レイアウトです。
部門ごとに机を向かい合わせに配置し、「島」を形成するスタイルを取ります。
片方の端に上長の席が横向きに配置されることがあります。
このレイアウトのメリットは、同じ島内でのコミュニケーションが促進され、部門内の連携が取りやすい点にあります。さらに、スペース効率にも優れており、オフィス空間の有効活用が期待できます。
一方、デメリットとしては、他の部署とのコミュニケーションが、部門内部と比較して希薄になりがちである点が挙げられます。
また、島内では気軽に話しかけやすい反面、個々の作業に集中しにくいという側面も持ち合わせています。
この問題点に対しては、デスクトップパネルで視線を遮ったり、別途集中作業用のスペースを設けたりすることで、ある程度の解消が見込めます。
② 背面対向式レイアウト

同じ部門の社員同士が直接顔を合わせることなく、背中合わせになるようにデスクを配置するのが、背面対向式レイアウトです。
同僚と視線が合わないため、各々が集中して業務に取り組むことが可能になります。
それでいて、後ろを振り向けばすぐにコミュニケーションを取ることもでき、集中と連携のバランスが良いレイアウトと言えるでしょう。
スペースに余裕があれば、中央にミーティング用のテーブルを設置することで、さらに議論がしやすくなるでしょう。
ただし、デメリットとして、他の部署とのコミュニケーションが部門内と比べて希薄になる傾向がある点は、島型対向式レイアウトと同様です。島型対向式以上に他部門との隔たりが感じられ、声をかけにくい状況が生まれる可能性があります。
③ 同向式レイアウト(スクール式レイアウト)

全てのデスクを同一方向に向けて配置するスタイルが、同向式レイアウトです。
学校の教室で一般的な配置であることから、「スクール式レイアウト」とも呼ばれています。
このレイアウトのメリットは、全員の視線が前方に集まりやすく、来客対応業務に適している点です。
実際に、窓口業務を伴う銀行や不動産会社などで多く見られる形式です。
同向型レイアウトでは、上位役職者が後方に席を構えることで、トップダウンでの指示が伝わりやすいという特徴も持ちます。
しかしながら、後方から常に管理・監視されているように感じられ、社員がそれを嫌うといったデメリットも存在します。
そのため、窓口業務のある特定の業種を除けば、一般的なオフィスでの採用事例は少なくなってきているのが現状です。
④ フリーアドレス型レイアウト

デスクの配置自体は島型対向式と似ていますが、個人の固定席を設けず、社員が自由に働く席を選択できるのがフリーアドレス型レイアウトです。
この場合、一人ひとりの区画が明確に仕切られていないフリーアドレスデスクが利用されます。
毎日隣り合う同僚が変化することで、部門を超えたコミュニケーションの活性化が期待できます。
また、営業部門や在宅勤務者が多い部門においては、全員分の座席を用意する必要がなくなり、省スペース化を実現できるという利点もあります。
フリーアドレスは多くのメリットを持つ一方で、以下のような運用体制やデジタル環境の整備が伴わない場合、導入が失敗に終わる可能性も指摘されています。
- 大量の書類を持ち運ぶ必要がないよう、ペーパーレス化を推進する。
- 社員がどこにいるのかを明確に把握できるルールを設定する。
- 部門内のコミュニケーションを円滑に保つための工夫を凝らす。
- 座席が固定化してしまわないような運用ルールを設ける。
徐々にではありますが、このデスクレイアウトを採用する企業が増加傾向にあります。
⑤ クロス型レイアウト

クロス型レイアウトは、複数の「島」を同じ向きに並べるのではなく、縦横に交差させて配置するレイアウト方式です。
通路がジグザグになるため移動がしにくく、一見すると非効率的に感じられるかもしれませんが、社員の移動動線が固定化されないことにより、偶発的なコミュニケーションが生まれやすくなるという効果が期待できます。
部門間のコミュニケーション活性化や、コラボレーションを通じた新たなアイデアの創出を目指す企業に適したレイアウトと言えるでしょう。
⑥ ブーメラン型レイアウト

ブーメラン型レイアウトでは、120度の角度を持つ特殊な形状のブーメランデスクを3台組み合わせて一つの島を構成します。
このレイアウトのメリットは、広い作業スペースを確保できる点です。
そのため、大量の資料を広げて作業を行う設計部門や経理部門、あるいは複数のモニターを駆使して業務を進める開発部門などに向いていると考えられます。
同僚とは向かい合う形になるため、必要に応じてスムーズにコミュニケーションを取ることが可能です。
また、120度の角度がついたデスクは、視線の先に同僚が直接座ることがなく、目線が合いにくいため、集中しやすい環境も提供します。
コミュニケーションの円滑さと個人の業務効率を両立できる可能性を秘めていますが、広い設置スペースが必要となる点がデメリットとして挙げられます。
まとめ
代表的なデスクレイアウトをいくつか紹介いたしました。これら以外にも、デスクの形状や配置の工夫次第で、多種多様なデスクレイアウトを考案することが可能です。
最適なデスクレイアウトは、オフィスの環境や業務内容、そして企業が抱える課題によって異なります。オフィスレイアウトに関するお悩みやご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お客様の状況に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
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